b型肝炎は汗で感染するの?接触時の注意点

病院1

b型肝炎は体液・血液を介して感染します。

b型肝炎の感染を防ぐためには、感染経路を避けることが重要です。患者と接する際には、できるだけ体液や血液に触れないようにしなければなりません。

それと共に患者側は汗腺が広がらないよう、対策を取る必要があります。どのような場合感染のリスクが高まるのか知り、正しい対処法をとることが重要です。

b型肝炎の感染経路

b型肝炎はb型肝炎ウイルス(HBV)によって起こります。このウイルスの感染経路は主に2種類に分かれます。1つは血液を介した感染です。輸血や注射器の使いまわしなど、b型肝炎感染者の血液が体内に入ることによって感染します。

もう1つは体液を介した感染です。性行為等によりb型肝炎感染者の体液が直接体内に入ると、感染します。なおb型肝炎は母子を通じて感染することも多いです。というのも、胎児は母親から血液・体液を通じて栄養や酸素を受け取り、不要物や二酸化炭素を排出しています。

母親がb型肝炎ウイルスを持っている場合、胎児にウイルスが感染するリスクが高いので注意しましょう。

b型肝炎は発症していなくても移すリスクがある

b型肝炎は発症していなくても、他の人にウイルスを感染させてしまう恐れがあります。b型肝炎は医学的治療等により症状を抑えることができます。一度症状が治まるとウイルスに対して抗体ができ、肝炎そのものは収まります。

しかしウイルスは完全に消えるわけではなく、肝臓内に留まったままになります。症状は発症していなくてもウイルスは肝臓内に留まっている為、血液や体液を介して他の人にウイルスを移してしまう恐れがあるのです。そのため、他者への感染を防ぐためには自分がウイルスを保有していないか確認しておくことが重要です。

b型肝炎は汗で感染するのか

b型肝炎は尿・汗・涙などで感染するリスクは比較的低いとされています。しかし感染する確率がゼロというわけでもありません。b型肝炎ウイルスはすべての体液に含まれています。汗などにも感染するだけのウイルスが十分含まれているのです。

しかし汗に触れただけでは必ずしも感染するとは限りません。皮膚から直接吸収される量そのものは必ずしも多いとはいえないのです。けれども、もし皮膚にケガ等があり、出血していた場合はどうでしょうか。出血していた場合、汗などがケガした部分に付着、感染につながるリスクが高まります。

事実、b型肝炎は母子感染・性行為・医療行為だけでなく、保育園などで集団感染が起きているケースもあります。必ずしも汗は感染経路とならないわけではないので注意しましょう。

b型肝炎は血液に触れないことが大切

b型肝炎は汗などの体液からも感染する恐れがあります。しかしb型肝炎で最も気をつけたいのは血液に触れることになります。b型肝炎はc型肝炎に比べると感染力そのものは強いです。確かにb型肝炎ウイルスは汗や尿などには含まれませんが、ケガなどで出血し、血液そのものは固まったとしても1週間程度ウイルスは残ったままになることも多いのです。詳細>b型肝炎弁護士

ウイルスが残った血液に触れると感染する恐れがあるので、血液にできるだけ触れないようにすることが重要です。

b型肝炎患者に接する時の注意点

介護や医療などでb型肝炎患者に接する際は、細心の注意を払う必要があります。特に血液に触れるリスクが高い行為を行う際は、できるだけ血液に触れないようにしなければなりません。まず患者と接する前には、必ず手を洗い清潔に保ちます。

その上で手袋・エプロン・マスク・ゴーグルなどを装着し、できるだけ皮膚・粘膜が露出しないような状態にしておきます。皮膚が露出しているとケガをした際などに感染する恐れがあります。また粘膜に血液が触れた際も感染のリスクがあるので注意しましょう。

そして作業が終了したら、保護のために使用した道具は消毒、もしくは廃棄します。手もしっかり洗い、ウイルスが付着しないように心掛けましょう。

医療器具を適切に利用する

b型肝炎への感染を防ぐためには、血液に触れないことが重要です。血液に触れるリスクとして最も高いのが、医療器具の不適切な使用です。カテーテル・チューブ・インスリン用の自己注射器などは、血管に器具が挿入されることがあります。

この血液が付着した器具に触れると、感染する恐れがあります。また器具を使いまわすとb型肝炎だけでなく、様々な感染症のリスクが高まるので、絶対に使いまわしはやめましょう。また使用した医療器具は他の人に血液などが触れないよう、細心の注意を払って処分する必要があります。

箱・ペットボトルなどに使用した医療器具を入れ、ビニール袋で包みます。さらにその袋を他の廃棄物と一緒に袋に入れてから捨てるようにしなければなりません。使用済みの医療器具が他の人に触れないように心掛けましょう。

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道具を共有しない

b型肝炎発症のリスクがあるのは医療器具だけではありません。カミソリ・歯ブラシ・タオルなども感染経路となることがあります。カミソリはヒゲなどを剃る際に皮膚が傷つき、血液が付着することがあります。また歯ブラシやタオルは唾液や汗等の体液が付着します。

これらの道具を介して感染する恐れがあるため、使用する際は細心の注意を払わなければなりません。患者と道具はできるだけ共有しないようにします。また捨てる際も感染が広がらないよう、袋に密閉するなどの処置をとるようにしましょう。

b型肝炎はワクチンで予防しよう

b型肝炎を防ぐためには、ワクチン接種が有効です。特に母子感染の場合は慢性肝炎に陥りやすいため、できるだけ早い対処が必要となります。そのためもし母親がb型肝炎患者で、胎児もウイルスを保有している可能性がある場合は、出生後できるだけ早くワクチン接種を行います。

また消防隊員・警察官・医療従事者・患者の親族などはb型肝炎患者の血液に触れる可能性が高いです。

このようなリスクが高い人の場合も、b型肝炎のワクチンを接種するようにしましょう。

b型肝炎の検査を受けよう

b型肝炎ウイルスは感染したからといって必ずしも発症するわけではありません。また症状が改善されたからといって、ウイルスそのものが消えるわけでもありません。ウイルスを保持している限り、誰かに移すリスクは少なからずあるのです。

もし不安な場合は血液検査等でウイルスを保有しているか調べることができます。健康診断内の血液検査で調べることができるので、自分がウイルスを保有しているかどうかも確認しておくようにしましょう。

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